バルセロナはシェアフラット - テラスハウスみたいな恋愛は生まれるのか -
外国で住むと決めたとき。
考えることは、ビザ取得、収入、そして部屋探し。
バルセロナの住宅事情はどんなんでしょう?
家族を持ったり、しっかりした職業(収入が高い)を持ってるスペイン人は除きまーす。
ではなく、日本と違うなーと思うこっちの住宅事情について。
まずスペインは、遠方の大学に進学するという習慣がないので、大学生は基本実家通い、一人暮らしはほぼなし。
また、バルセロナはマドリードに次ぐ第二の大都市。外国からの不動産投資増加もあいまって、ここ2年くらいの賃料の値上がりがはんぱない。
あと平均給料が低いって言われております。
なので、こっちではシェアがポピュラー。外国人だけでなく、スペイン人の仕事をしている人でも普通にシェア。
私もこっちに来てからずーっとシェア。今のとこは3軒目です。
なんでなのかなあって自分なりに考えると。
建物の建て替えが少ない
地震や台風などの自然災害がほぼないので、100年以上の建物(居住用含む)がザラ。
だからサグラダファミリアみたいな、縦に長い石の建造物が130年以上ずーっと建築中っていうのが可能なんじゃないか、と思ってる。
一人暮らし用のマンションが少ない。
なので、家族用マンションがほとんど。一人暮らし用の物件が少ない。
あっても家賃高くて、ある程度の収入がないと難しい。
しかし、国内地方、外国からの移民が増加
バルセロナ人口の約25%が外国人らしい。
家族用の大きなマンションをそのまま活用
一人でフラットを探す需要増・大家さんも部屋を埋めるのに家族単位より個人向きで募集する人増
なのでシェアフラット文化が定着
じゃないのかなあと分析。
ちなみに今のフラットは私含め4人で住んでいて、スペイン人男性2人とハンガリー人女性1人とわたし。
日本の友達に言うと、「テラスハウスみたいにくっついたりしないの??」ってけっこう言われるけど、本当にない。逆にあったら住みにくい。
4人いたらキッチンとかシャワーとかよくかぶるからストレスはあるけど、関係性は良好だし安いから、今のところ引越し予定はないかなあ。
夢の一人暮らし、いつできるかなあ。