マスタードスリに遭遇して使ったスリ犯がびっくりしたスペイン語スラング
スペイン名物?ケチャップすりならぬマスタードすり未遂に遭いました。
スリだな、こいつら怪しいな。と思ったときに使える、スペイン語のスラング。
良い意味でも使うけど、ここではすり遭遇の状況下にて。
-
Joder
読み方:ほーで〜る(巻き舌) 感覚訳:げぇ、めちゃ最悪やん
-
Hostia
読み方:おすてぃあっ 感覚訳:うわっ、最悪!
-
Te voy a poner mirando a cuenca*
読み方:て・ボイ・あ・ポネール・みらんど・あ・くえんか
感覚訳:まじお前救いようないほど最悪なのでどっかいってくれい
英語訳:F○ck you
*1,2 : 柔らかめなので、女性でも使えます。
*3 : は友達から教えてもらって使ったことないけど、あいつらにおみまいしてやりたい。
状況説明と使い方
先週水曜日の仕事終わりの夕方まだ明るい午後8時ころ。
日本人の友達とグラシア地区のカフェにて。
道路に向かって設置されてる横並びのカウンターに座って話して、iPhoneでポケモンゴーを立ち上げたとき。
変な髭のおっさんがいきなり話しかけてきて、私の背中を何度も指差す。
差された背中を触って確認すると、手には黄色い何かが。
「Joder!!!!」:げっ!!
「Hostia! Que es esto!!??」:最悪やん!何これ?
「Es mostaza no?」:マスタードじゃないこれ?
と、おっさんに話す。
着ていた白いデニムジャケットが、黄色いペーストまみれ。
とっさに自分のiPhoneとカバンのチェック。←中身確認。iPhoneぎゅっと握りしめ直す
友達の机に置いてるリュックも確認。←角の奥にあるから大丈夫。
途端ものすごいマスタード臭。
おっさんはしきりに「うっわ〜臭いでこれ、最悪やん」てめちゃ言ってくる。
演技力高い。
同時に、真後ろの席から若めのこれまた南米っぽいとぼけた顔のやつが喋ってくる。
若いやつ:「誰もいなかった。俺は見てない。俺じゃない。」
私:「誰か通らなかったの?本当にあなたじゃないのね?」*綺麗に訳しました
って何回聞いても知らないと言い張る。
とりあえず気持ち悪いから、店を出る。
と同時におっさんも席を立つ。
おいおい、来たばっかりちゃうんか。
そう、あいつらは2人組のマスタードスリ犯だった。
真横に座ってきた髭おっさんが実行犯、後ろの若いやつが見張り役。
冷静に考えるとわかるけど、その瞬間は状況を掴むのが難しい。
向こうが私たちを観光客のアジア人だと狙いを定め、仕掛けてきた。
でも、その相手(わたし)がスペイン語で話してきて、しかもそれがスラングだったもんで、鳩が豆鉄砲な顔してた。
ああ、もっと文句言ってやりたかったーーー!3をお見舞いしてやりたかったー!
くやしいいいい!
1,2のスラングは普段もめちゃ使うけど、スペイン語教室では教えてくれない。
スペイン人に言ったら絶対ウケるので、ぜひ覚えてくださいませ。
ちなみに、バルセロナのスリ集団はスペイン人ではなくほぼ移民と言われています。
あの2人組も中東っぽかった。差別じゃないけど事実やもん。
私もアジア人金持っとるで〜て差別されてスリの標的にされたんやもん。ああ腹立つ。
警察まじがんばって撲滅して〜